韓国の戸籍とネックレス〜海や空や時を超えて〜
今日はひたすら韓国戸籍の日本語翻訳をしていた。
そう、先週こちら👇に書いた領事館で取得したもの🌟
韓国の戸籍も、ヤナギは、自分で翻訳しちゃいます!
もちろん翻訳のサービスだけをやっている会社もあるんだけど、
外部に頼むとなんだかんだでコストも時間も多くかかるし
個人的にはあまりおすすめできません🙅
余計な時間も費用もかからず、それでいて作業しながら親族関係を読み込めるので、
ヤナギは自分で翻訳するのが好きです🙆
***プチ情報***
ちなみに日本の戸籍は、日本国籍の人にしかないのだよ。日本で生まれて住んでいても、日本国籍を持っていないとつくれないよ(・u・)
だから日本で生まれた外国人は自分の国籍のある国で個人の登録をして(これがたまたま韓国でも戸籍制度ということ。)、日本では外国人の登録をすることになるよ。
仕方のないことだけど、手続きが二重にあって少し不便なのです・・😣
***おしまい***
昔の戸籍は、
今の戸籍みたいに一世代分の家族だけが載ってるんじゃなくて、
兄弟や甥や姪も一族がいっしょくたになって同じ戸籍に入ってたもんで、
除籍(古い戸籍)を訳すのは結構な分量があります!
今日訳したものの中には、
一部でA4用紙×12枚のもあった👀💨
なので本日は、
韓国の戸籍の特徴をいくつか紹介してみたいと思います。(そんなポイント知らなくてもいいし!というみなさんは下部の【おまけ】に飛びましょう!でも、願わくばとりあえず読んでみてちょ❤️)
1. 韓国の地名も、日本の地名もでてくる。
前述のとおり一族が同じ戸籍に入ってるので三世代分くらいの親族が登場人物として現れます。
なので割とレパートリーがあって、
出生地は韓国A地、婚姻地は韓国B地、死亡は日本C地 の人や、
出生地は韓国D地、婚姻地は日本D地、死亡は日本E地 の人や、
出生地は日本F地、婚姻地は韓国G地、死亡地は日本H地 の人などなどほんとに様々です!
ざっくりと「○○県」とかだと楽なのですが、きっちり「○○町××番地」まで書いてあるので、翻訳は地名を検索しながら進めていくことになります。
もちろん村や町が合併していたり改名していたりすることもあるので、検索方法は少し工夫が必要で、ヤナギは大体2ツールか3ツールくらいを使いわけています😀
2. 同じ名前の人がけっこうでてくる。
サザエさんの歌でありますよね「わったっしぃ〜もサザエさん♪あなたもサザエさんんん〜っ♪」ってやつ。
リアルにあれです。
あなたもスンナムさん? こちらもスンナムさん? えっあなたもスンナムさん〜っ?!
ってなります。まじ。
今日訳したものの中には、母と嫁が同じ名前の家族(漢字も同じ!)と長女と次女が同じ名前(こちらは漢字は違うけど発音は全く同じ!)の家族がありました。
3. 人生のドラマがある。
家族が増えたり減ったりするってことは、やっぱりそこにドラマがあって、色々と想像がふくらみます。
それから「歴史をたどる」という意味では、やっぱり日本と韓国特有のドラマがそこにはあって、少しずつ名前が日本風のに近づいていったり、日本人と結婚する人が現れる時期もあります。
今日訳したものの中には、終戦1年前に産んだ子どもが終戦直前に亡くなってしまい、その後引っ越しをして、続けて5人の子を産み、夫の死を見届け、その子供たちの孫も生まれた後に90代前半で亡くなるという一人の女性のドラマを見ました。ほんとうによくガンバらはったんやな!!と。。戸籍に向かって心の中で手を合わせました。
こんな風に除籍からは時代背景や親族関係や年齢と共にいろんな人生模様が読み取れて、たまに戸籍片手に涙目になったりもしちゃうんです。
以上ですね。
どうですか?戸籍、読みたくなってきましたか??
実物はこんな感じ👇個人情報は隠しているよ!
読みたくなったあなたは行政書士にも向いてますよ❤️ふふ
【おまけ】
今日の昼休憩はお弁当を買いにいくはずが、、、
ネックレスにひとめぼれしてこっちを買ってしまった!!
(高いランチだ!)
セーヌ川の左岸にある工房で職人たちがつくっているらしい。
思わずパリでデザイナーをやっている友人(もうこの言葉がおしゃれ感に溢れているな!!)に写真を送りつけちゃった。
彼女は出勤まえの忙しい時間にもかかわらず、私とのチャットに時間をつかってくれて、愛を感じたなぁ・・・❤️
✈️🌊🕐
海や空や時を超えてつながる人と人、そして物!
今日はそれを実感した1日でした👼ciao!!〜*